JSSR2026
JSSR2026報告
第55回日本脊椎脊髄病学会学術集会が2026年4月16日から18日の3日間、福岡国際会議場ならびにマリンメッセ福岡B館にて開催されました。
福岡での開催は2015年の第44回以来11年ぶりで、2700名以上の参加者となり、例年に増して熱気に満ちていました。
今回のテーマは「脊道を究める」―THE MASTERY OF SPINAL ARTS-
『脊道』は脊椎外科医の診療・教育・研究に向き合う姿勢を武道に準えた造語ですが、『道』についてChat GPTに概念を聞いたところ、
“「術」が「どう勝つか」「どう動くか」という技術であるのに対し、「道」は「その技術を通じて、どう生きるか」を含みます”
とあります。
「道」を極めんとする脊椎外科医が集い、新たな道を切り開く、そんなメッセージを感じました。
さて、本学ならびに関連施設からは
座長を山崎正志先生、國府田正雄先生、半谷美夏先生が務められ
アフターヌーンセミナーでは辰村正紀先生がご講演され
主題には三浦紘世先生、蒲田久典先生(2演題)、角南貴大先生が
一般口演には船山徹先生、高橋宏先生、清水知明先生、井元真衣先生が
English Presentation Awardには長澤が登壇し、
ポスターでは船山徹先生、高橋宏先生、熊谷洋先生、長島克也先生、奥脇駿先生、猪股兼人先生、中川隆嶺先生、浅井玲央先生が発表されました。
そして、SSRR Best Paper Awardに坂下孝太郎先生が登壇され、SSRR(日本脊椎脊髄病学会の英文誌)の2025年優秀論文賞表彰がありました。
Spine Week Japan2025の第59回側彎症学会における最優秀演題賞に続く受賞です。おめでとうございます!
また、シニアレジデント2年目の井元真衣先生が「外傷性胸腰椎損傷に対する後方固定術後の矯正損失のリスク因子の検討」を堂々と発表・討論され、脊道の一歩を踏み出しました。
同門での写真撮影では、看板を覆いつくすほどの先生方にお集まりいただき、同門会でもあっという間に夜が更ける程に語らう姿に、改めて筑波大学脊椎班の熱量を感じた次第です。
AIを中心に人間代替技術の発展が目覚ましい時代となり、特別講演や主題、セミナーにもそれらのテーマが並ぶ近年ですが、「脊道を究める」ことが脊椎外科医の生存戦略であり、それらの技術を通じてどう修めるかが語られた、そんな学会でした。
筑波大学脊椎班として研究の成果を世界に発信できるよう邁進してまいります。
文責:長澤圭吾




