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第22回関東MIST研究会 優秀演題賞受賞報告

2月14日(土)に東京コンファレンスセンター・品川にて開催された「第22回関東MIST研究会」に、筑波大学から辰村正紀先生、三浦紘世先生、浅井が参加いたしました。

MISTはMinimally Invasive Spinal Treatmentの略称あり、本研究会では脊椎疾患に対する低侵襲治療をテーマに、講演および研究発表が行われました。
近年、脊椎外科領域では術者の技術向上や手術機器の進歩により、低侵襲な新規術式の開発が進むとともに、従来の術式においても皮膚切開の縮小など、より低侵襲な手術が可能となってきています。脊椎領域においても内視鏡手術の導入により、これまで直視下で行われてきた手技の一部が内視鏡下でも実施可能となっている点も大きな変化です。

本研究会ではこれらの新技術を用いた手術の利点のみならず、適応や限界についても活発な討議がなされました。手術の安全性を担保しつつ、患者さんの負担の軽減を目指した脊椎低侵襲手術が、今後さらに発展していくことが期待されます。

筑波大学からは「L5分離症に伴うL5/S椎間板ヘルニアに対してSmiley Face Rod法とFESSを併用した一期的低侵襲治療の1例」という演題名で、浅井が発表を行いました。
アスリートに生じた腰椎分離症偽関節に伴う病態に対し、症状改善と早期競技復帰を目的として低侵襲治療を組み合わせた手術を行い、良好な経過で競技復帰できた症例を報告しました。
本演題は優秀演題賞にも選出いただき、大変貴重な経験となりました。ご指導を賜りました先生方に深く感謝申し上げます。

本研究会を通じて、脊椎疾患の病態理解および低侵襲治療の今後の可能性について多くの学びを得ることができました。これらの学びを今後の診療に積極的に活かしてまいります。

筑波大学 整形外科
浅井玲央

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