第59回日本側彎症学会 最優秀演題賞
この度第59回日本側彎症学会で” 思春期特発性側弯症に対する装具治療中のQOL変化に影響を与える因子の検討” という内容で発表をさせていただき、最優秀演題賞を賜りました。また、同時に2026年2月に開催される Scoliosis Research Society Asia Pacific Meeting で発表の機会をいただけることになりました。
本研究は思春期特発性側彎症患者の装具治療において、客観的装具装着時間を評価したうえでも、装具そのもののストレスがよりQOL に強く関連する可能性を示しました。研究は聖隷佐倉市民病院のデータから発表をさせていただき、小谷俊明先生に御指導いただきました。大変感謝申し上げます。また、側弯症の装具治療の研究を立ち上げていただいた朝田智之先生、日頃から側弯症専門外来を担当していただいている先生方、外来看護師やメディカルクラークの方々にも感謝申し上げます。
日頃からの外来での疑問が研究につながり、このように評価していただけたことを非常に嬉しく思います。今後とも、一人一人の患者さんと向き合いつつ、少しでも社会に役立つ研究を発信していけるように精進して参ります。
坂下 孝太郎




