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第40回日本整形外科基礎学術集会

【学会報告】

第40回日本整形外科基礎学術集会

2025年10月16日(木)〜10月17日(金)

青森

今年は「伸びて行く方向に陽が当たる〜without losing your enthusiasm〜」をテーマに、青森県青森市にて2日間にわたり開催されました。

本学会では、再生医療や工学分野との連携を主題とした発表が多くみられ、医工学的アプローチの発展を強く印象づける内容でした。細胞工学や3Dプリンティング技術を応用した新たな治療法の開発など、臨床応用を見据えた研究が数多く報告されました。

また、海外演者による発表や英語セッションの増加が顕著であり、学会全体として国際的な広がりを見せていることが感じられました。これらの動向は、今後の臨床および研究活動において、学際的かつ国際的視点の重要性を再認識する契機となりました。

本学および関連施設からは下記全13演題の発表がありました。

・GJSOT international symposium

菊池直哉先生(筑波大整形)

角南貴大先生(筑波大大学院/沼津市立病院)

・一般口演

野口裕史先生(筑波大整形)

松本佑啓先生(茨城西南医療センター)

菊池直哉先生(筑波大整形)

照屋翔太郎先生(筑波大大学院)

・ポスター

小川健先生(水戸医療センター)

安永将太先生(筑波大大学院)

堤亮介先生(筑波大大学院)

中川隆嶺先生(筑波大大学院)

島崎紘史郎(筑波大大学院)

門根秀樹先生(筑波大整形/リハ工学) 2演題

また、山崎正志先生がGJSOT international symposium、國府田正雄先生が日本脊椎脊髄病学会共同シンポジウム、金森章浩先生、原友紀先生がそれぞれポスターセッションで座長・司会をお務めになられました。

夜には同門会が開催され、青森ならではの豊かな海の幸を堪能しながら、和やかな雰囲気の中で親睦を深めました。

今回得られた学びを今後の診療に活かし、健康寿命の延伸に寄与できるよう努めてまいります。また、日常診療で生じる身近な疑問を一つでも多く解決すべく、常にリサーチマインドを持って診療に臨みたいと考えております。最後に、学会参加に際し快くご支援くださった関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

大学院3年 島崎紘史郎

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