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第19回CAOS学会 参加報告

【学会参加報告】
3/27-28に松本市で行われた第19回CAOS学会に吉井先生と参加しましたのでご報告いたします。CAOSは「Computer Assisted Orthopaedic Surgery」の略称であり、コンピューター支援技術を応用した整形外科手術を指します。本学会は一般的な部位ごとの学会とは異なり、脊椎、上肢、下肢、外傷すべての分野に対し、ナビゲーション、AI、AR・VR・MRなどの先進技術を応用した発表が行われます。私と吉井先生は「次世代技術が切り拓く外傷治療の未来」のシンポジストとして発表を行いました。コンピューター支援技術でいかに安全に、いかに侵襲を小さくし、計画通りの手術を遂行することで治療効果を高めるかという議論が行われましたが、コンピューターを過信しすぎず自分の技術を高める必要性についても強調されていました。
個人的には、普段あまり学会で聞くことのない専門外の演題発表も聞くことができとても新鮮でした。専門分野に関わらず、ぜひ多くの先生方に参加していただけたらと思います。特に若い先生はいろいろな先進技術に触れて、たくさん刺激をもらえると思います。木曜・金曜の学会開催でしたが、送り出していただいた関連病院の先生方に感謝いたします。
文責:中谷卓史(公立昭和病院)

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