第65回関東整形災害外科学会報告
第65回関東整形災害外科学会報告
2025年3月21日・22日の2日間にわたり、第65回関東整形災害外科学会が一橋講堂にて開催されました。本学会では、水戸協同病院の万本健生先生が教育研修講演の座長を務められ、筑波大学の井汲彰先生がシンポジストとしてご登壇されました。
4月より当科に入局予定の大木寧先生は、「腰椎後方進入椎体固定(TLIF)におけるチタンコーティングPEEKケージの術後3ヶ月と1年における椎体間の骨癒合の比較」をテーマに発表を行いました。同じく中山貴文先生は、「Brown-Séquard症候群を呈した特発性頸髄硬膜外血腫の1例」について発表され、いずれの演題も水戸協同病院の辰村正紀先生のご指導のもと、しっかりとまとめられた内容となっていました。また、研修医1年目の横田雄大先生は、「股関節外転・外旋位で整復できた閉鎖孔脱臼の一例」を落ち着いた口調で堂々と発表されました。若手3名にとって、今回の学会は非常に貴重で実り多い経験となりました。今後のさらなる成長と活躍を心より期待しております。
文責:西野衆文(筑波大学