2024年 日本整形外科学会（JSOA）報告
学会報告
9月12,13日に早稲田大学/リーガロイヤルホテル東京で開催されました日本整形外科学会（JSOA）に参加しましたのでご報告致します。本学会は日本関節鏡。膝・スポーツ整形外科学会（JOSKAS）と日本整形外科スポーツ医学会（JOSSM）が統合した学会であり、スポーツや膝関節関連の演題が多数集ました。最新の知見も数多く、今後の臨床・研究につなげていければと思います。
筑波大学および関連施設では教育講演で鎌田浩史先生、西野衆文先生、塚越佑太先生、井汲彰先生、御園生剛先生が演者として発表され、金森章浩先生、奥脇透先生、半谷美夏先生、絹笠友則先生、辰村正紀先生が座長をおつとめになられました。また、JOSSM-USA Travelling Fellowとして小川健先生が発表されました。その他シンポジウムで3演題、一般演題2演題、ショートトーク9演題と多くの研究成果が発表されるなどまさに「スポーツの筑波」を強く印象付ける学会となりました。
また、今回は次世代スポーツとして「HADO」が開催されました。「HADO」とは頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して技を放つ、今話題の最新AR技術を使ったスポーツです。キャプテン菊池先生を中心に練習会開催や事前ミーティングで作戦を練り、優勝を目標に参加しました。強豪チームが集う中決勝まで勝ち進みましたが弘前大学の実力が上回り惜しくも準優勝となりました。
学会開催中不在の中業務対応をしてくださった先生方、今回発表にあたり御指導いただいた先生方に感謝御礼申し上げます。学会で得た知見を活かし、今後の臨床や研究に生かせるように取り組んでいければと思います。
文責：松浦智史
