つくば股関節ベーシック・セメントセミナー 開催報告
【つくば股関節ベーシックセミナー・セメントセミナー 開催報告】
2024年1月6日に第5回つくば股関節ベーシックセミナーと第4回つくばセメントセミナーを開催しました。昨年に引き続き現地開催で行われ64名の医師・看護師・リハビリスタッフに参加していただき、自治医大、順天堂大、日立総合病院など他の医局の先生にもお越しいただき大変盛り上がる会となりました。
ベーシックセミナーでは、「所変われば手術も変わる~人工骨頭の術前計画から手術まで~」と題し筑波記念病院 安永、新東京病院 生天目修平先生、総合守谷第一病院 竹橋広倫先生、公立昭和病院 中谷卓史先生、芳賀赤十字病院 宮本理先生(発表者順に記載)が各病院での計画から手術までの手順やポイントを講演しました。
セメントセミナーでは東京医科大学茨城医療センターの宮本周一先生と、神奈川県立足柄上病院牧田浩行先生をお招きしセメントTHAの歴史や合併症を含めた基礎的な部分から実際の手術手技について詳しく講演頂きました。座長は昨年もご参加いただいたさくら総合病院の田中歩先生に努めていただきました。
講演後には霞ケ浦医療センターの吉沢知宏先生に加わっていただき、4つのグループに分かれてセメントワークショップを行い、若手の先生方にステムの挿入手技を模擬骨で実際に行って頂きました。
ガイドラインの改定に伴いセメント人工骨頭の件数が増えておりますが、当グループ内ではまだまだ慣れていない先生方が多いのが現状です。このセミナーをきっかけに勉強しセメントに慣れていただければ幸いです。
来年は2025年1月11日に開催予定です。多くの先生方のご参加をお待ちしています。
文責:安永将太