【野球肘検診のご報告】
2023年12月9日に結城市鹿窪運動公園野球場で開催された、第18回茨城県学童野球教室にて、野球肘検診を行いました。
筑波大学整形外科のドクターと関連施設の理学療法のスタッフ、また地域で開業されている柔道整復師の方々と協力し、エコーによる上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎(OCD)のスクリーニングと、理学所見のチェックを行いました。
OCDは初期で発見できれば保存治療で大部分が改善を見込めるものの、無症状で進行するため、医療機関の受診が遅れてしまうと手術が必要になる場合もあります。そのため野球肘検診ではOCDを早期に発見することを目的としています。
当日は晴天に恵まれ、元気な選手たちからたくさんエネルギーをもらいました。また地域の野球関係者の方々と交流を深めるとともに、若手スタッフにとってもエコーに多く触れる良い機会となりました。ご協力いただきました皆様に心から感謝いたします。
文責:浅井玲央